何をするのか
音声から Obsidian へ、というのは記録であって編集ではありません。
Mac の音声から Obsidian へ。話した内容を、整った Markdown として AUREON が保管庫に記録します。新しいノートを作るか、指定した受信箱のノート(既定では Aureon Inbox のノート)に追記します。新規作成のみ(既存の変更・削除は行わない)の記録です。保管庫の別の場所にあるノートを、編集することも整理し直すこともありません。
Obsidian は素早く書き留めることに報いる道具ですが、考えている最中に整ったノートを打ち込むのは引っかかりになります。話すほうが速い。とはいえ、素のディクテーションは、構造のない文字の塊を保管庫に落とすだけで、片付けは後回しになります。
AUREON はその間に立ちます。あなたが話し、構造のある Markdown が用意され、保管庫に新しいノートとして書き込まれます。あるいは Aureon の受信箱ノートへの追記です。保管庫のそれ以外には触れません。
Obsidian に合う理由
速く書き留めながら、保管庫は荒らさない。
Obsidian を使う人が大事にしているのは、整っていてリンクを張れるノートと、既存のファイルを道具にかき混ぜられないことです。AUREON はその両方を前提に作られています。
素の文字起こしではなく、整った Markdown
粗い話し言葉を、見出し・箇条書き・読める文章のある Markdown に整えます。だから、届いたその瞬間から使えます。あとで書式を直す段落ではありません。
新しいノートか、受信箱への追記か
保管庫を選べば、AUREON が新しい Markdown のノートを作るか、指定した受信箱のノートに追記します。ほかの場所に置いているノートを編集したり整理し直したりはしません。
直接書き込むので、受信箱には目を配る
記録は直接です。話したそばからノートが保管庫に入ります。新しい内容が加わっても差し支えない受信箱のノートかフォルダを指定してください。新しいノートには、名前がぶつからないよう、はっきり区別できるタイトルを付けてください。
使い方
話した思いつきから、保管庫のノートへ。
ショートカットを押して話す
浮かんだままの形でノートを話してください。声に出した構成も含めて、考えを丸ごと受け取ります。
保管庫の場所を選ぶ
一度だけ、ローカルのフォルダか保管庫を指定します。Obsidian 向けに整えた Markdown が用意されます。
AUREON が保管庫にノートを書き込む
整った Markdown が保管庫に書き込まれます。新しいノートとして、あるいは受信箱のノートへの追記として。ほかの場所に置いているノートはそのままです。
日々の使い方
話したほうが速い場面。
効いてくるのは、打ち込むために立ち止まると考えが逃げる場面です。歩いているとき、打ち合わせの最中、作業の途中。
打ち合わせで決まったこと
音声:連携ページを先に出す、多言語対応はデータを見てから、と決まったことを残して。
## 決定事項 連携ページを先に出す。多言語対応は検索データが出てから見直す。
話した決定が、リンクを張れる整ったノートとして保管庫に入ります。新規作成であって、既存のファイルに混ぜ込まれるわけではありません。
用途で選ぶ
音声から Obsidian へ、素のディクテーション、手で書くこと。この三つは別物です。
| ユースケース | AUREON | 素のディクテーション | 自分で打ち込む |
|---|---|---|---|
| 出てくるもの | そのまま置ける Markdown | 構造のない文字起こし | 整うが時間がかかる |
| 構成 | 見出しと箇条書きを保つ | ひとつの段落 | 打ったとおり |
| ほかのノート | そのまま | 対象外 | 自分で管理 |
| 速さ | 話せば記録される | 速いが雑 | いちばん遅い |
判断はご自身で
できること、できないこと。
AUREON がするのは Obsidian への記録です。新規作成のみの記録ツールであって、保管庫を管理する道具ではありません。
得意なこと
速く書き留める
- 話した内容から新しいノート
- 思いつきを受信箱に追記
- 整った Markdown の書式
慎重に
どこに置くか
- 保管庫と受信箱ノートの確認
- 新しいノートには区別できるタイトル
- 話したリンクやタグの確認
対象外
保管庫の管理
- ほかの場所のノートの編集
- ファイルの整理や移動
- 既存の内容の削除
使い始める前に
音声から Obsidian へ、よくある質問。
AUREON が自分の書き留め方に合うかどうか、判断の材料にしてください。
01AUREON は Mac で音声メモを Obsidian に送れますか。
送れます。話すと、整った Markdown が用意され、Obsidian の保管庫に新しいノートとして書き込まれるか、選んだ受信箱のノートに追記されます。記録は直接なので、内容が加わっても差し支えない場所を指定してください。
02保管庫にあるノートを編集したり上書きしたりしますか。
しません。AUREON の記録は新規作成のみです。新しいノートを作るか、指定した受信箱のノートに追記するだけで、ほかの場所に置いているノートを編集したり整理し直したりはしません。既存のファイル名とぶつからないよう、新しいノートには区別できるタイトルを付けてください。
03何か準備は要りますか。
ローカルのフォルダか保管庫を AUREON に指定し、追記したい場合は受信箱のノートを選びます。あとはショートカットを押して話せば、整った Markdown が記録されます。
04これは Obsidian へのディクテーションと同じですか。
違います。ディクテーションは素の文字起こしを落とすだけです。AUREON は粗い話し言葉を、見出しや箇条書きのある Markdown に整えます。だから、届いたその瞬間から使えます。